同窓会活動のご案内

中央ブロック支部会ご案内

開催日時 2019年1月24日(木)
会場 お茶の水医学会館 9F「大会議室」
所属 お茶の水中央ブロック臨床医会
報告者 中井 修(医23・昭50卒)

 2019年1月24日第8回お茶の水中央ブロック臨床医会新年会を開催しました。同窓会中央ブロックは平成3年に九段坂病院山浦伊裟吉名誉院長が中心になって千代田、中央、港、文京、江東の5区に診療基盤を置く同窓会員によって組織されました。例年30人から40人が集まって、忘年会か新年会を開いてきました。はじめは、住友製薬参宮寮で、続いては新宿住友クラブで、住友製薬のお世話で参加費も安く、開催されていました。ところが、ご存知の製薬会社の公正規約やらコンプライアンスやらで同窓会の後援は難しいということになり、8年前よりお茶の水中央ブロック臨床医会という研究会を発足して大日本住友製薬の後援を引き続きいただいていきました。このときから、新宿、渋谷の2区の先生にも参加いただくようになっています。ところが、昨年からこの形式でも後援は困難ということで、完全に製薬会社の援助がなくなりました。約500人の会員への案内は同窓会事務局にお願いし、会場はお茶の水医学会館、講師の先生の講演料を雀の涙程度にして、ケータリングで懇親会を開くという形になりました。昨年は幹事の駒込病院の出江洋介先生の手腕で参加者41人、会費6000円で収支とんとんでした。今年は、経費を節約するため、往復はがきをやめて、出欠の返事をメールにしましたところ、毎年欠かさずに出席いただいていた先輩先生方がいらっしゃらないという事態になってしまいました。幹事の見通しの悪さで深く反省しております。
 会は先端技術医療応用学講座(整形外科)の川端茂徳教授による「脊磁計による脊髄・末梢神経の可視化」のお話をうかがい、そのあと25人の参加者で懇親会を開きました。それぞれの近況話で盛り上がり、あっという間にすぎた2時間でした。ところが、またまた幹事の不手際で集合写真をとるタイミングを失し、佐藤達夫理事長、富田公夫先生のお帰りになった後になってしまいました。お二人の先生には紙面を借りてお詫び申し上げます。来年は癌研有明病院の松本誠一先生の幹事で開きます。独立採算3年目、さらに発展して成功裏に終るものと信じています。多くの方の参加をお待ちしています。

参加者

前列左より:山口武兼、遠藤 健、坂巻 壽、中井 修、林 洋
後列左より:水野広一、進藤重雄、阿江啓介、川端茂徳、長濱雄志、東條尚子、千葉佐保子、佐々部正孝、石渡庸夫、出江洋介、三ツ村隆弘、岡島千怜、大谷和之、谷山 崇

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開催日時 2018年1月25日(木)
会場 お茶の水医学会館9F「大会議室」
所属 お茶の水中央ブロック臨床医会
報告者 出江洋介(医36・昭63卒)

 第7回お茶の水中央ブロック臨床医会を、平成30年1月25日(木)にお茶の水医学会館で開催しました。
情報交換会に先立ち、特別講演会が行なわれました。演者は日本対がん協会リレーフォーライフの委員としてもご活躍の本学血液内科の坂下千瑞子先生にお願いし、「医療を社会に届けるために~がんサバイバーの想い~」という題でご講演いただきました。目の前の死と本気で向き合い、自分で「生きる」と決めたことで壮絶な治療を乗り越え再発を繰り返すがんに打ち勝った。この体験を様々な場所で伝え、がん患者を励ます活動を精力的にされていますが、心の中でのご自身のがんとの戦いは続いているのだと感じました。三宅 智教授(医35)が、12月に大会長をする「第42回日本死の臨床研究会」の告知をされました。今後も大学からの参加を歓迎いたします。
 情報交換会は、佐藤達夫同窓会理事長の乾杯のご発声で始まり、37名の参加者で盛会となりました。中央ブロックとしては初めて同窓会館を使わせていただきましたが、できるだけ多くの方、また若い方にも参加いただきたいと思い、参加費を抑えるためにケータリングを使わずに行ないました。ビールをセルフで冷蔵庫から出してきたり、最後は皆で後片付けとゴミ出しをやりました。図らずも同窓生の一体感が生まれたようにも思いました。「手作り感満載で、アットホームでよかった。」「来年が待ち遠しい。」といった声も聞かれました。ご参加いただいた皆様のご協力により温かい会になりました。心より感謝申し上げます。同窓会館があって本当に良かった、としみじみ思いました。
 次回は通信費の削減により参加費を値下げする努力をしたいと考えています。また、欠席のお返事をいただいたご高齢の同窓生から、立食でなく着座での会の希望もありましたので、そのような要望にも添いながら、多くの方にご参加いただける会にしていきたいと思います。医科歯科大学の同窓生が密に連携することで円滑な地域連携に役立つような会になれば良いと思いました。

参加者

参加者(敬称略)
後列左より:竹村公佑、遠藤 健、川良徳弘、古賀文隆、吉田大介、諸星政治、水野広一、伊藤将也、大谷和之、谷山 崇、出江洋介
中列左より:中井 修、澤田めぐみ、長濱雄志、堀口 実、佐々部正孝、市岡正彦、東條尚子、松本 誠一、三宅 智、進藤重雄、若林哲夫
前列左より:坂巻 壽、田中健彦、佐藤達夫、藤田淑子、冨田公夫、三高千惠子

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開催日時 2017年1月26日(木)
会場 大日本住友生命(株)東京本社 2F「大会議室」
所属 お茶の水中央ブロック臨床医会
報告者 諸星政治(医34・昭61卒)

 第6回お茶の水中央ブロック臨床医会が平成29年1月26日(木)、昨年同様(第5回当番世話人 がん研有明病院 松本誠一先生(医25))大日本住友製薬株式会社東京本社(京橋)2階大会議室にて開催されました。佐藤達夫理事長にもお忙しい中ご出席いただき、計27名の参加者がありました。前半講演の部では、今回循環器がテーマのため、さいたま赤十字病院循環器科部長、新田順一先生(昭59卒、旧2内)をお招きし「心房細動に対するアップストリーム治療(降圧治療の重要性を含めて)とダウンストリーム治療」という内容でご講演いただきました。特に興味深かったのは、ダウンストリーム治療のアベレーションに関して、日本での実施件数トップ10施設にTMDU関連病院がずらりと並んでいた所かと思われます。日本のこの分野をTMDU循環器グループが牽引している現状がよくわかりました。同窓生として大変誇らしく感じられた内容でした。ご講演後、門外漢が多数にも関わらず、活発な質疑応答もありました。
 会場を同ビル10階に移した第二部意見交換会では、佐藤理事長からの銘酒の差し入れもあり、おいしい料理の元にぎやかに会が進行いたしました。最年長の垣花昌彦先生(医2)を始めとした出席者の近況報告でさらに親睦を深めました。佐藤理事長からは同窓会館を含めた同窓会の現状報告をいただき、あっという間に時間が過ぎました。会の最後に世話人代表の九段坂病院中井修先生(医23)から、次回以降に関してのご提案があり、昨今の医療業界の厳しい状況を鑑み、会の構成を一部変更してお茶ノ水医学会館で来年1月末に開催予定となりました。第7回当番世話人は都立駒込病院、出江洋介先生(医36)となります。
 この会は千代田・中央・港・文京・新宿・渋谷・江東の同窓生に、広くお声がけをするために毎年多数のご案内を作成していますが、出入りも激しいためか郵便物が迷子になったり、またお忙しい方も多く残念ながら規模の割には参加数が停滞しております。次回以降はお近くに同窓の先生方がいらっしゃいましたら、是非お誘いあわせの上で多数のご来場をお待ちしております。

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開催日時 2015年1月22日(木)
所属 お茶の水中央ブロック臨床医会
報告者 中井 修(医23・昭50卒)

 第4回お茶の水中央ブロック臨床医会を2015年1月22日開催しました。特別講演の講師として、医23回生の遠藤健・日本赤十字医療センター副院長をお招きしました。演題は「直腸癌の肛門温存手術」-内肛門括約筋切除術(ISR)の手術成績と術後肛門機能-で、彼の30年にわたる大腸癌手術の集大成として相応しい内容の講演で、皆感銘をうけました。   
 この手術は、これまで直腸切断術で人工肛門となるような、肛門に近い直腸癌も外括約筋に浸潤のない症例では、内・外括約筋間で?離し、肛門を温存できるというもので、10年間にわたる100例以上の経験をご教示いただきました。鳥越俊太郎氏のテレビ番組で取材、放映された際のビデオも供覧していただきましたが、30歳代の女性が人工肛門を避けることが出来たと喜ぶ姿をみて、本当に素晴らしい技術だと改めて感動しました。同窓として誇らしく思いました。遠藤先生、ますますご活躍ください。
  講演のあとは懇親会で、恒例の皆様の近況をお聞きしながら歓談しました。2年前より、中央ブロックに加えて、新宿区、渋谷区の先生方にもお声をおかけしています。すこしずつですが、新しくお見えになる先生も増えています。近況報告の最後は佐藤達夫先生で、固体も液体も気体も分別できる肛門内括約筋の機能の超越性にお話しが、盛りあがるところでしたが、残念ながら散会の時刻となりました。 
 来年は癌研病院の松本誠一先生が、世話人で1月21日木曜日に開催の予定です。皆様の参加をお待ちしています。

参加者

後列右より:林 洋、歌川蔵人、中本和也、櫻田春水、大谷和之、井下尚子、堀口実、樋口哲朗、佐々部正孝、諸星政治、難波研一、進藤重雄、日月祐司、水野広一、出江洋介、松本誠一、真金薫子、加藤友康、中井 修
前列左より:富田真佐子、富田博樹、古川義之、垣花昌彦、佐藤達夫、遠藤健、田中健彦 田上幹樹, 若林哲雄 このほか、波多野誠、戸澤弘明の両先生にも参加していただきました。

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