医科同窓会について

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ご挨拶

 昨年と同じような書き出しになりますが、新興感染症が早く収束してくれることを願っています。
 医科同窓会の行事は、2020年2月20日の歯科同窓会のお祝いの集まりまでありましたが、その後は飲食を伴うような会議は全くなくなってしまいました。そして、理事会を少人数の出席とWebを利用して行っていますが、基本的にはそれ以外の行事がない状況がずっと続いています。このような状況下で、会報は毎号編集会議を2回開催し林副理事長の努力で年間4号を発行しており、内容も充実したものになっていると思っています。今注力できるのは皆様へお送りする会報ですので、会報をご覧いただき楽しんでいただければ幸いです。今年は、当時大変評判のよかった司馬遼太郎にちなんでつけられた「街道を往く」を再開することになりました。それも鉄道沿線を中心に進めることを林編集長は考えておられるようで大変楽しみなことです。乞ご期待ください。

 私は外来で患者さんを診察しております。毎日受診される患者さんに発熱などの問診票を書いて頂いているのですが、これも紙を入れておくファイルが分厚くなる要因になっています。一体いつまで続くのでしょうか。海外の状況を見ると決して楽観できないように思われますし、いつか感染爆発が起こるかもしれないのではないかと危惧しております。この原稿を書いている11月には感染者数が減少していますが、ワクチンの効果やウイルスの寿命等では説明できないように思われます。この未知の感染症に関しては東京医科歯科大学病院で総力を挙げて闘い、社会からその努力に対して高い評価を頂いていることは皆様ご存じと思います。つい64年前にペニシリンが製品化されるまで、人類は感染症との戦いの歴史であったわけですが、ウイルスには抗生物質が効きません。ウイルス用の内服薬が一刻も早く臨牀に活用できるようになることが期待されるところです。そして、ともすればモチベーションが続かないかも知れないと懸念する人もいますが、医療従事者はこのような時のために医療従事者になったのであり、全力を尽くすことが期待されていると思います。希望はあります。いずれ収束するはずです。

 また、久しく支部会やクラス会が開かれておりません。皆様もこの状況を早く脱し、クラス会や支部会を開催したいと思っていることと察します。連絡の費用などは医科同窓会持ちとなりましたので、状況が許せばぜひ開催していただきたいものと願っています。今年の新年のご挨拶はあちこち飛んで散漫なものになってしまいましたが、お許しいただきたく存じます。皆様には本年のますますのご活躍を祈っております。あわせて医科同窓会の活動低下の状況もお察し下さり、今後もご支援いただきたくどうぞよろしくお願い申し上げます。

大野喜久郎(医19・昭46卒)